受け取っても、まだ肩を震わせて笑いを堪える彼女。
初めて見た笑顔が俺のネーミングセンスの無さを笑ってる、というのは微妙だけど
その笑顔を見ていると
なんだか俺の身体の何かがぽっと温かくなった。
「笑って…くれた、な、」
彼女は笑いすぎてお腹が痛いのか目にうっすら涙を浮かべながらペンでさらさら、と何かを書き俺に見せる。
《ネーミングセンス、全然無いんだね》
「な…っ、うるせぇよ!」
《…あと、あんなことになったのはあたしが悪いから、貴方は気にしないで。》
戸惑いがちに彼女を見ると、ゆっくり頷かれた。

