着いたのは、大きな一戸建て。 まさか、こんなにも早く美音ちに来るとは思わなかった、なんて寝惚けたことを思った。 「あの」 「こっちよ」 玄関に入り、廊下を進み、階段を登り、また廊下を進んで一番奥の部屋に辿り着いた。 開けられて、そこに入り目を見張る。 ピンクのベットカバー、真っ白な机には写真が貼られてる。クローゼットの中も整理されていて、壁には一枚の大きな写真。 「みの……」 幼さが残る顔立ちで微笑みながら、トロフィーを持って微笑んでいる。