あの後、どうしようか考えたあたしたちは策が全く浮かばずに時間が経っていって。 …途中で「野宿もいいかもな」ってなったんだけど、おもむろに祐樹が「ちょっと歩くけど俺んちが近くにある」って言い出すから、辛うじて発見した10円玉で祐樹のおうちに電話して……。 今の状況となる。 「あんたね、病院から電話があったのよ!」 「1日で帰るって伝えてあるし」 「あんたはどうでも良いのよ!女の子まで巻き込んで!」 ぶすっ、としてる祐樹に笑いが込み上げて微笑むと祐樹のお母さんがこっちを見た。