Last Wing





それであたしも気付いたときには病院で。
三日も眠ってて、お姉ちゃんの最期の最期には立ち会えなかった。

目が覚めたとき居てくれたのは瀬那だったかなあ



瀬那は幼なじみ。小さい頃から、ずーっと一緒に居たな…


きっと多分、お姉ちゃんの次にあたしの味方で居てくれた人。


『美音……っ、ごめん!ごめんね!俺、何もできな……っ』


ふ、と違和感を感じて



……声を出そうとし声を失ってた。


『……美音?』


嬉しさ半分、長年ずっと一緒にいたモノが消えた淋しさがあった。

でも、これで、あたしはお姉ちゃんを忘れないで済む。


そう、確信した。