ああ、もう、せっかく涙、我慢してたのに。 「言ってやった。さっさと治して、サッカーも…どっちも手に入れてやるってな」 まだ、不安定なんだけどなーと言う祐樹に抱き着いた。 「っうお!ちょ、まだ不安定だから危ねえよ」 そう言いながらもしっかりとあたしを受け止めてくれるあなたはずるいよ。 「美音?あのさ、俺、今……」 ぎゅぅっ、とさらに強く抱き着いた。 「うん、その様子じゃ気づいてないようで。」 祐樹、祐樹、 名前を呼んでも呼び足りないよ