Last Wing




祐樹が


「まぁ、こんな可愛い子がいればなぁ」


どれだけ苦しんだか


「俺らは、泥と汗まみれ。祐樹は美少女とハートまみれっ!みたいなー」


どれだけ辛かったか


「あー、羨ましいー」


知りもしないくせに。



「あー、祐樹と交代してえよ」



その言葉を聞いた瞬間、あたしの中で何かが破裂した。



パンッ、と音と共に身体がカッと熱くなって勢いよく椅子から立ち上がる。