ちらり、と祐樹を見るとさっきと同じ笑顔を浮かべてはいたけれどどこか固くて。 まだ、翼の傷が癒えていないあたしたちには、冗談と受け入れられる程の強さはなかった。 「俺らはさぁ、青春をサッカーに賭けてるってゆーのになぁ」 男の子たちは、そんな祐樹にも気付かないで、話を続ける。 やめて、祐樹を、傷つけないで 「もしかしてさぁ、病院の方が楽!とか考えてるんじゃねーの?」 「まじかよー」 どくん、と心臓が波打つ。