弾む気持ちを抑えながら祐樹の病室の前にたどり着いた。 中から明るい声が漏れてきた。 …誰か来てるの? そっ、と少しだけ開けると4、5人のユニフォームを着た男の子たちが祐樹のベッドを囲んでいた。 そのまま見続けていたら、ベッドの上の祐樹と目が合う。 「美音!」 そう祐樹が呼んだのと同時に男の子たちもあたしへと視線をそそぐ。 ど…、うしよ。 久しぶりの祐樹以外の外界の人との接触に緊張で身体が固くなる。 でも、目が合ったからには中に入らないわけにもいかないから、と渋々病室へと入った。