案の定、流れてきた音楽は知ってるのもあったけど知らないのがほとんどだった。 「わりぃな、美音…。知らないやつばっかだろ?」 首を横に振り、美音は今の曲が終わり画面に映る数字が次の曲が始まるゼロになるまでじっと待っていた。 プレーヤーから流れてきたメロディーに俺はあ、と声をあげる。 美音もピタリと固まった。 「この…歌」 柔らかなメロディーと少女の透き通った歌声が混ざりあう。 「俺、これ知ってる…」