ガク……やっぱり認めてくれてなかった……。



でもっ!


「ちょっとじいちゃんっ!それはいくらなんでも酷くない!?
孫が心配じゃないの?」



一気に立ち上がって、じいちゃんを見下ろしながら言う。



「まぁまぁ…落ち着け」


胸の前に手を出しながら、あたしの怒りを収めようとする。



落ち着かないこと言ったの、じいちゃんじゃないかぁー!!



ぷくーと膨れっ面のまま、腰を下ろす。




「でな杏樹、お前には、そのスタジオとモデルさん達のことを見てて欲しい。」