あたしは申し訳なくて俯いた。





「…じいちゃんは分からないの?」


手紙を見せるが、首を横に振る。





「…これが解けたら、柚莉がいる場所が解るってことだよね」




もう一度、手紙の内容を見る。





これは……



奴らからパーティーの招待状だ。




あたしが解けたら、パーティーを始めようって言ってるから………




解けたら、必ず柚莉の居場所がわかるはず!!





絶対に見つけみせる


逃すもんかっ!!!





あたしはじいちゃんの方へ向き、伝えた。



「この手紙の内容は必ず突き止める。


だから…この家の守りは、お願いします。」




「…わかった。早く突き止めなさい。」



顔を見て

しっかりと頷いた。