西棟の教室を出て、1−Dの教室に帰る。
“『…そいつら、俺達雑鬼のねぐらにくるんだ。
どんどん狩られて…仲間が少なくなってる。』”
“『助けて…お願いっ……あいつらやっつけてっ…!』”
雑鬼達は、必死に頼んできた。
だけど………
なんか間違ってる…?
妖怪が妖怪退治屋に“守っくれっ”て頼むなんて……ねぇ?
ちょっと笑える……(笑)
“『じいちゃんならこんなの朝飯前だろっ!?
神崎一族なら出来るって!!』”
意味わからない励ましをされ、結局男達の退治を約束させられた。
あたし……雑鬼達に乗せられた…!?

