教室から出ると 全力で走り出す。 気分悪い人が走れるかっての(笑) タタタッ…… 妖気を頼りに妖を探す。 「こっち?」 強く感じた区域に足を踏み入れた。 「……あれ?」 今まで感じていた妖気が煙のように消えた。 「なんで?さっきまであったのに…」 まるで…あたしが来たのに気づいたみたいな…… パリンッ………!!! 「えっ…?」 なんかが割れた音が…? 「キャーー!!!」 すぐに大きな悲鳴が聞こえた。 何かあった!? すぐさま教室まで戻った。