地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪



茶髪で軽そうな人たち………



「うっわーメチャクチャ可愛いじゃん!」


「あたりだな。」



ニヤニヤ笑いながらあたしを見る。



「そのかき氷、どこで買ったの?」


「俺らも喰いたくてさ」



「えっと、あそこですよ。ほらっ」



自分が買ったお店を指さす。




「え?わかんない。
ちょっと連れて行ってくんない?」



「いいですよ。」



困ってる人は助けなきゃね!


ベンチから立って、2人と一緒に行こうとした。





ガシッーーー………




突然、腕を後ろから掴まれた。





「すいません。この子、俺の連れなんで他当たってください。」