あれ・・・? 陸を見ると不機嫌なカンジ。 なぜ? あっやっぱり似合ってないんだ・・・ ガーーン・・・落ち込む・・・(泣) 「杏。」 顔をあげる。 「足の後ろの方にナメクジいんぞ?」 「っーーいやっ!!」 目の前の陸の首に抱きつく。 ギュッとくっついた。 頭を撫でられる。 「もういねーから。」 「ほんとう・・・?」 首から顔をあげ、涙目で後ろを見る。 その時、陸が周りにいる男達に 舌を出し笑っていたなんて気づかなかった。