ただ陸に会いたくないだけなのですが…。


だって、昨日あんなことしたんだよ!?

まず、会いたくないっ!!



藍鬼の手を引き、ウロウロする。


施設であるのは…

テニス・乗馬・プール・サッカー・ボーリング・映画館・水族館…


有りすぎでしょ!?


でも生徒数が多いから、調度いいくらいになってる。



「どれも、人多そう…。」

「だね。」



二人で迷っていると、


「松沢さんと神崎さん!!」


あたしたちを呼ぶ声がして、振り返ると…。


「よかった、いたいた!

二人は何するか決めた?」

上田君と武田君がいて、

話し掛けてきた。


「いや…まだ…。」


柚莉が答えると、パッと笑顔になる。