!!!!!!!!!



「神崎さんって眼鏡と三つ編みしてないと、印象変わるね?」


上田君が笑いながら言う。

「あわわわわ……」


地味子にしてないこと忘れた!!

思いっきりバレたぁ…。



でもっ仕事のことはバレてないしっ大丈夫なはず!



頭がぐるぐると回転しているのを、柚莉はパニック状態だと思ったらしく…



ガシ!!っとあたしの手首を掴むと、部屋に向かって走り出す。


「ごめんねっ、あたし達眠たいんだっ!

だからまた明日ねっ!」


早口で言うと、
杏樹行くよっと言って二人の前から逃げた。



ホテルの廊下には、男子2人が残された。