「わからないよ。だれ?」 声で男の子だってことは分かるけど、名前なんて分からない…。 早々と答えを聞こうとしていた。 「じゃあ、せいかいは…」 目を覆っていた小さな手がパッと離れ、後ろからひょっこりと顔を覗かせた男の子……。 そう… それが絋だった。