「アイツは翼並にいろいろ出来てた奴だから、世話を受けるっていうことにまだ慣れてないんだよ。大変なことでも大体一人で解決しようとしてた奴だからね」


……そうだったんだ。

翼並にいろいろ……って、柚縷ちゃんさり気にすごい人だったのね!?


「まぁ、恋まではコントロール出来なかったけどね。それは葵が引っ越したおかげかな」


いたずらっ子みたいな笑みをして話す花音。

その口からザマーみろって言葉が今にも飛び出してきそうです。


「だからいいって言ってもずっと世話してやるんだから。ってことで、あたしは看護系目指す」


いきなり進路につながった!!

あたしはまだお嫁さんしか考え付かないよ。


「柚縷だって幸せになる権利はあるはずだもん。一人だけで大変な思いなんてさせてやんないんだから」


花音はやる気満々でした。

花音、強いなぁ……。