「96とか天才じゃん!」 「誰?」 皆が騒ぎだす。 「分かった! 滝沢だ!」 1人の男子がそう言った。 皆納得したような声を出した。 あたしは顔を伏せる。 違う。 あたしじゃない。 「お前、外れてるぞ。」 ずっしりとのし掛かる北条先生の言葉。 「マジ? じゃあ誰? まさかのオレ?」 「心配するな。 絶対に違う。」 教室に湧いた笑いも虚しく聞こえた。 あたしは推測した。 きっと今回の1番は…