「祥が事故に巻き込まれたらしくて、京子から電話あったんだ。気付かなくて出れなかったから、状況分かんねぇー……直接、病院に行くよ。京子からおまえに連絡なかった?」 「ない……おまえが一緒なの言ってないから、ここに居るの知らないんだよ……祥坊の様子、分かったら連絡くれ」 「おお」 俺はそう返事をしてから、俊夫へ手紙を託した。