「どうやら、本気なんだな……仕方ない、応援するよ」 「俊夫」 「美雪ちゃん、今の時間なら1人で海に散歩で出てると思うから、うまくすれば会えるかもしれないぞ」 えっ? 会える? 「サンキュー、俊夫」 俺は気が付くと、部屋を飛び出していた。