どっちにしても……。 俺の中の美雪が消せない存在になっているように、美雪の中の僚二も消せない存在だとしたら……。 俺はその思い事、受け止める覚悟がなければいけないって事だ。 美雪の体調が良くなったら……話しをしてみよう。 俺はそう思って、閉じてた目を開けた。