俺は日中の出来事を考えながら、砂浜に座っていた。 たった1日の事なのに、なんだか何年か分の感情の起伏を味わった気がする。 俊夫は買い出しの後、午後から当直担当者への引継ぎまでの勤務だったので、まだプールでの事は報告してない。 ぼんやりと空へ視線をやると、キラッ、と星が流れた。