もう2学期だというのに、わたしはまだ進路をどうするか考えていない。 きっと、わたしだけだろう。 就職をするにも、もうそろそろ校内選考が始まり、就職先との面接だって始まる。 わたし達3年生には、もう時間がないことぐらいわかっているのだけれど、なかなか前へ進めないんだ。 「呆れた?」 もう一度肩をすぼめて公平に聞くと、今まで目を丸めていた公平はフッと笑ってこう言った。 「最っ高」