倉庫の場所は知っていた。

俺も危ない奴だったからwww

俺の家からそう遠くない、10分ぐらいだ。

倉庫に着くと女が1人。

「あの陸…クンですか?私、真由です」

「…メールの…」

コイツが真由…か。

真由がいなかったら俺……。

取りあえず感謝だな、うん。

「ハイ。宜しくお願いします。では、行きますか?」

「いや、まだ…あと2人来るから」

「あ、分かりました」

そして待つ事10分、あいつらが来た。

「お待たせぇ♪」

「ゴメン、遅れた」

「じゃあ、行くか」

「ちょっと待って下さい!」

「あん?」

「私、さっき覗いて見たんですけど…いっぱい男います。ナイフを持った男もいました」

「ナイフ?そんなもン、怖くねぇよ」

早く入らせろよ。アイツが待ってんだよ。

「一応、気をつけて下さい」

「……と、いうより真由チャンが一番気をつけてね?」

そうだよ、お前女じゃねぇか。

「あ、私…実は昔レディースだったんで。さっきから昔の血が騒いじゃって(笑)」

……かっこいいな、お前。

「じゃあとにかく入ろう」

「「「ok!」」」

俺は分厚い扉を思いっ切り開ける。

…開かない。

「何やってるんですか!?…ちょっと退いて!」

「あ、悪ぃ」

ガタンッ

何とも簡単に開けるんだお前(涙)

「華!!!」