<短編集>僕らが君を好きな理由【更新停滞中】


フェンス外からただ見てるだけだってのに、先輩たちの声がイヤでも耳に入る。うぜぇ…。


「すんませーん!委員会が長引いて遅れましたー!!…って何喋ってんですか?まじめに練習してくださいよ!」


突然響いた女の声に、コートの入り口に目を向けた。赤いリボンの制服姿…。二年生だ。ってか誰だ?


「うるせー大崎。マネなんだからさっさと着替えてこい。」

「はいはい。わかりましたって。」


…あの人が男テニのマネか。
すげーサバサバした感じの女だ。