<短編集>僕らが君を好きな理由【更新停滞中】


「…すみません。なんか、ありがとうございました。」

「気にすんなって!!じゃ、あたしそろそろ行かなきゃこっちの監督に怒られるから。じゃーねっ!」


そう言って彼女は救急箱をひっつかみ、小走りで奥の方のコートに向かっていく。途中振り返ると、「自信持ってファイト!」と俺に向かって叫んでいった。

…っていうか、なんかマジであの人に色々教わった。すっげぇ俺の中で、あの人の存在が膨らんでいたことに今更ながら気づく。

イヤ、ありえねーだろ。今日、初対面だぜ?……いわゆる…一目惚れってやつか??