大切な人と、こうして一緒に歩いていけることの幸せ。 私は、この人は好きで、一緒に居たいと願い結婚した。 日々の生活に埋もれ忘れてしまっているシンプルだけど、だからこそ大切な気持ち。 私は、そんな気持ちを噛みしめながら、澄んだ高原の青空に木霊する、子供達の楽し気にはしゃぐ声を聞いていた。 ―了―