それは、柚羽ちゃんと永輝さんの思い出に触れたあたしの、空耳だったかもしれない。 でも、二人の指輪を託されたいま、あたしは誓ったんだ。 もう二度と、奏汰との別れを考えたりはしない。 二人の実らなかった思いを、あたしと奏汰で絶対に叶えてみせるんだって……――。