申し訳ない。

本当に申し訳ない…。

素直に謝れなくて、申し訳ない。

こんなに思うのに、君には何も言えない。

君は、呆れているだろうか。

疲れた顔が君の心労を語っている。

だからせめて休ませたくて

「もう大丈夫だ。」

と言った。

本当は君にいてほしい。

死への支度を手伝っておくれ。

わがままで、すまん。