君を守りたい


後ろから美香もついてきてるのを確認して、部室に入る。そこにはすでに、めずらしく全員が揃っていた。

そして案の定、慈朗以外の全員の目線は、あたしの後ろにいる可愛い女の子に注がれる。注目を浴びていることに気づいたのか、美香が笑顔で話し出した。


「秋田美香でぇす。今日から、2人目のマネージャーとして仲間になりまぁす。よろしくね♪」


…は?何?

今日って、見学するだけじゃないの?2人目のマネージャーって、どういうことよ?
耳を疑う美香の言葉に、あたしの周りの空気が凍る。


「ちょ、美香……」


でも。どういうつもりか美香に尋ねようとして発したあたしの声は、美香に話し始めた数人の部員たちの声によってかき消されてしまった。