君を守りたい


その刹那、


「あっ!大崎先輩ここにいたんですか。」

「ん?…宮本さんか。」


階段の方から聞こえてきた複数の足音。それとともに宮本さんの声が響き、マネ三人が姿を現す。


「や、先輩、愛加でいいですよ〜!あ、この子も桃でいいですから。」


にっこりと笑いながらそう言った愛加から隣りの橋野さんに視線を移すと、大きくうなずいていた。

――だけど。


「…というより、何で涼夜君と一緒に?」


あたしの後ろにいる涼夜に気がついた愛加が、さっきとはうって変わった訝しげな表情であたしを見つめて。

ってか何でって聞かれても…。
ただ、偶然会って話してただけだし。