君を守りたい


だから仕方なく、カバンからバス内で晴人に渡された、今やクシャクシャになってしまったプリントを出して見てみると、裏面に小さくマネの仕事が書いてあって。


「マジみたいだけど。」

「…。」


そう告げると、初対面の子たちの前だからなのか、言葉にはしなかったものの、スゴくやりたくなさそうなオーラを美香は放つ。
けれどイチイチ、そんな美香のわがままに構ってはいられない。


「ま、二泊三日だし、頑張ろうか。」

「「はい!」」


素直な後輩たちで良かった…。

せめて美香も、あたしに対しても素直になってくれればいいのに、なんてありえないことを考え、思わず自嘲の笑みが零れた。