君を守りたい


あぁ、やっぱり…。

必然的なんだろうけど、部屋は美香と同室。でもさすがにイヤだとはいえないし、仕方ない。まぁ、たかが二泊三日だし。あたしはあたしの仕事をやるだけだ。


「ではとりあえず、荷物を持って各自部屋に向かってくれ。一時半から練習を始めるので、それまでに昼食を終えているように。解散!」


柊先生の言葉で、各自が宿舎に入っていった。あたしも海星のみんなの後ろについて行く。その途中、あたしの少し前を歩く寿也の様子が、なんだか少しおかしいことに気がついた。


「寿也?体調悪い?」

「……大丈夫ッスよ。」


問いかけても素っ気なく返される返事。っていうか、何?怒ってんの?立ち尽くしてしまったあたしをおいて、寿也はスタスタと歩を進めていく。あたしには、その背中を見つめることしかできなかった。