君を守りたい


「すみません!遅くなりました。」


バスから降りると、ダッシュでこちらに向かってくる部員たち。顧問の崎村アヤメ先生の話によると、涼夜と剛が遅刻したのが原因らしい。

崎村先生と光規に未だに怒られている二人を見ていると、思わず苦笑が零れた。


「とりあえず、各校二列ずつ整列!」


そんな中、柊先生の声が玄関前に響き、各校二列、計六列に海星、凌葉、明春の順番で整列する。あたしは海星の一番後ろに並んだ。


「本日より二泊三日、急遽計画された合宿だが、普段練習することのない他校の選手と切磋琢磨しあって、実りある3日間にしていくように。俺からは以上。」


柊先生が話し終えて横に行くと、入れ替わるようにして崎村先生が前に出てきた。