8人の後輩があたしに向かって駆けてくる中、ウザいくらいに眩しい太陽が、あたしたちを照らしていた。
その中でひときわ目立つのが、色素の薄い柔らかい髪。それを太陽の光に反射させ、ただでさえ金髪っぽい髪をさらに強調させている子。
……それは間違いなく、慈朗だった。
「陽路ちゃん…っ!」
懐かしい呼び声とともに、あたしはぎゅっと抱きしめられる。前はあたしより少し大きいくらいだったのに、今じゃすっぽりと抱きすくめられてしまうことに、三年の月日の長さを感じた。
――そして、
「陽路ちゃんのバカ。俺たち、すっげー情けなかったんだよ…。もう、マジ会えないと思ってた…。」
頭上から降ってきた声に、思わずハッとする。この体勢じゃ慈朗の表情を見ることはできないけれど、慈朗らしからぬ表情をしていることが容易に想像できたから。

