仕事がうまく行かない事も 恋愛が成就しない事も 全部太ってるからだって責任転嫁をしていた事には気付かなかった。 一度痩せたあの日の自信がまた欲しくて…… 部屋に引きこもり、一人で食事をして……そしてそれをビニール袋に吐き出す。 それは……気持ちが悪くて、涙が溢れて……胃液に染まった右手が汚らしくて。 それでも心は満たされていた。 止めようなんて……思わなかった。