ある日のお風呂上がりの事。 ワンルームの狭い部屋では隠す場所もなく、いつものように体の水滴をタオルで拭いていた私に投げかけられた言葉。 「お前さ、その腹なんとかなんないの?」 アツシは……冷めた目で私の体を見つめていた。 笑って誤魔化そうとする私に、アツシは怒ったような視線を投げかける。 何で? 私……急に太った訳じゃないよ? 今までと変わってないのに…… 何で?