焼肉屋にて。 「あっ!ハイジの馬鹿!それ狙ってたのにっ」 「うるせー龍治。静かにしろっつうの。」 カルビを取られぶすくれる龍治。 「りゅう、野菜もちゃんと食べなきゃ、めっ」 礼治はさっきからキャベツを焼いて龍治のお皿に乗せる。 「ハイジってさ、学校でもっとやんちゃな感じじゃない?」 「あぁ、こっちが素。あんなにずっと騒いでられっかよ。」 俺は肉をつっつきながら順平に言った。 「二重人格なんだね、ハイジ君って。」 篥はビールを飲み干しながらそう言った。 ホントに、22歳なんだな。