【完】††Rising††

「この間は俺の仕事の都合上別の者にコンサートに着いてもらったからな。知らないのも無理ない。」



桜川さんは芋けんぴをキラキラした瞳の礼治に渡す。



「で、本題なんだが。」



「桜川さん、あーん…。」



れ…礼治何してんだぁぁ!



「美味しーですか?」



「お…おぉ。暁の不思議系ベーシスト。


篥の言う通りだ。」



芋けんぴを食べながら呟く桜川さん。



篥、一体俺達を何て説明したんだろう?