昼休み、僕はいつもの場所でいつも通りヤキソバパンを食べ終え、次のコロッケパンに手をつけていた。



「何だか、さっきから気持ち悪い顔が出てるぞ。氷室〜大丈夫か、オマエ? 彼女でも出来たか?」


「違いますよ! そんなんじゃありませんから。
てか、顔に出てますか、僕?」


「ああぁ、か〜なりの勢いで『いいことありました』って書いてあるぞ」


「エヘヘへ。だって、いいことあったんですもん」