掻き鳴らせ、焦燥。〜春風に舞う〜



そうして、アキトさんがドラムの前に座るとスティックで拍を取る。
ナオヤさんの顔がヘラヘラしたイメージから一変して、ギターが唸り始めた。





僕は…………











コトバを失くした。