「どうでもいいけどよ、いい加減、下穿け」
勝ったには勝ったんだけど、あれ? 何かを忘れているような。
「おい、聞いてんのか?」
もっと大切な……。
「風邪ひいても見舞い行ってやんねえぞ」
「ちょっと黙ってて。もうすぐで思い出せそうなの!!
ちなみに、彼女が風邪ひいたときは見舞いぐらい来なさいよね」
ごはんを糊にまでして頑張った力作をガシガシ丸めながら、頭に血液を集めようと意識する。なんだったっけ?
「お前は、そういう事だけは耳に入るんだな。
呆れを超えて感心するよ」
「ちなみに、桃、買ってきてよね」
「しかも、図々しいときたもんだ」
「正志にだけは、それ、言われたくないんですけど」
「はあ? 言えだの、買って来いだの注文が多いお前には負けるな」
言え?
そうよ、それよ、それ。
「正志、どうして言ってくれなかったのよ!!」
「言うか、ボケ」
「理由を言いなさい!」
「お前こそ、なんでそんなにこだわるのか理由言えよ」
理由だったら、あるわよ。
勝ったには勝ったんだけど、あれ? 何かを忘れているような。
「おい、聞いてんのか?」
もっと大切な……。
「風邪ひいても見舞い行ってやんねえぞ」
「ちょっと黙ってて。もうすぐで思い出せそうなの!!
ちなみに、彼女が風邪ひいたときは見舞いぐらい来なさいよね」
ごはんを糊にまでして頑張った力作をガシガシ丸めながら、頭に血液を集めようと意識する。なんだったっけ?
「お前は、そういう事だけは耳に入るんだな。
呆れを超えて感心するよ」
「ちなみに、桃、買ってきてよね」
「しかも、図々しいときたもんだ」
「正志にだけは、それ、言われたくないんですけど」
「はあ? 言えだの、買って来いだの注文が多いお前には負けるな」
言え?
そうよ、それよ、それ。
「正志、どうして言ってくれなかったのよ!!」
「言うか、ボケ」
「理由を言いなさい!」
「お前こそ、なんでそんなにこだわるのか理由言えよ」
理由だったら、あるわよ。



