ぼーっとしたまま目を開けると、 「誰が婆さんじゃ、ボケ。」 そこには、いつもの憎まれ口を叩く満がいた。 「な、なんで!?」 あたしはびっくりして満を見つめた。 「本当は、もっと早く来たかったんだけど、 優貴兄や、瞬がいつもお前の部屋にいたから……」 心配してくれてたんだ。 なんだかすっごく嬉しくなって、 毛布で唇を隠した。 ニヤけてしまった顔を見られないようにするために。