満はニヤリと笑った。


「えぇーー!??」


「お前、タダで俺に教えてもらえると思うなよ。」


「あたしお金ないよぉ。」


「貧乏人に金貰うほど、うちは金に困ってねぇよ。」


「え、えっちなことは駄目だよ。」


「………………


だ、誰がお前なんかとっ!そんなに飢えてないわっ!!!」


満はブツブツ言いながら、目を泳がせた。


お金じゃなくて、エッチなことでもないこと……


あたし、体力だけはあるから、なんとかなるかも!



「うーん、じゃあ、仕方ないか。

明日からお願いします。」


あたしは、丁重に三つ指を立ててお願いした。


「分かった。厳しく教えるからな。

覚悟しとけよ。」


まるで、お殿様のような態度。


うぅ…満に頭を下げる日が来るなんて……