ご主人様はイケメン三兄弟!?

「本当、冗談はやめて下さいっ!!!大声出しますよ!!」


「出せばいいじゃん。誰にも聞こえないと思うけど。」


そう言って、また三人は笑い出した。


マズい……


本当にどうしよう



一人があたしを抱き寄せたまま離そうとしないので、隙を見て膝で思いっきり股間を蹴った。


「いってぇぇ!!!!」


パッと手を離した瞬間に、二人の間をすり抜けて、屋上の扉に手をかけた。


「逃がすかよっ!!」


扉を開ける前に、捕まってしまい、今度は二人の手で押し倒されてしまった。



「嫌っ!!やめてっ!!!!」