「さっちゃんって満君のメイドさんなんだよね?」
あたしと奈々は、隅の方で体育座りをして、男子がバスケットをする姿を眺めていた。
「そうだよ。」
「いいなぁ。きっと皆羨ましがってるよ。」
「え!?なんで!??
ていうか、ずっと疑問だったんだけど、なんで満はあんなにモテるの!?」
「さっちゃんは、満君のことかっこいいと思わないの?」
「……まぁ、顔はかっこいいとは思うけど、口悪いじゃん!」
「ふふ、確かに口悪いね。女の子に対して恐いし。」
「でっしょーーー?あんな奴の何がいいのか分かんない。」
あたしは顔をグイと近付けて、力強く言った。
「さっちゃんは、まだ満君のこと知らないだけだよ。
最初の頃は、恐いし、金剛持家の跡取り息子だし、頭は抜群にいいしで、皆近寄り難かったのね。
でも、満君は態度は大きいけど、嘘はつかないし、自分に正直だし、裏表がなくって、ああ、こいつはこういう奴なんだって思ったら、毒舌吐かれても気にならなくなって。
意外と友達想いだったりするから、どんどん男友達が増えていって、今ではクラスで一番の人気者。
それを見てた女の子達も、恐いけど悪意はないんだって分かったら、あのルックスで超お金持ちでしょ?放っておくわけないよね。」
奈々は、バスケで活躍している満を見つめながら言った。
その時、満はダンクシュートを決めていて、女の子はもちろん、皆が盛り上がっていた。
クラスメートと、屈託のない笑顔でハイタッチして喜んでいる満は、
悔しいけど、キラキラ輝いてて、かっこ良かった。
あたしと奈々は、隅の方で体育座りをして、男子がバスケットをする姿を眺めていた。
「そうだよ。」
「いいなぁ。きっと皆羨ましがってるよ。」
「え!?なんで!??
ていうか、ずっと疑問だったんだけど、なんで満はあんなにモテるの!?」
「さっちゃんは、満君のことかっこいいと思わないの?」
「……まぁ、顔はかっこいいとは思うけど、口悪いじゃん!」
「ふふ、確かに口悪いね。女の子に対して恐いし。」
「でっしょーーー?あんな奴の何がいいのか分かんない。」
あたしは顔をグイと近付けて、力強く言った。
「さっちゃんは、まだ満君のこと知らないだけだよ。
最初の頃は、恐いし、金剛持家の跡取り息子だし、頭は抜群にいいしで、皆近寄り難かったのね。
でも、満君は態度は大きいけど、嘘はつかないし、自分に正直だし、裏表がなくって、ああ、こいつはこういう奴なんだって思ったら、毒舌吐かれても気にならなくなって。
意外と友達想いだったりするから、どんどん男友達が増えていって、今ではクラスで一番の人気者。
それを見てた女の子達も、恐いけど悪意はないんだって分かったら、あのルックスで超お金持ちでしょ?放っておくわけないよね。」
奈々は、バスケで活躍している満を見つめながら言った。
その時、満はダンクシュートを決めていて、女の子はもちろん、皆が盛り上がっていた。
クラスメートと、屈託のない笑顔でハイタッチして喜んでいる満は、
悔しいけど、キラキラ輝いてて、かっこ良かった。



