「優貴さんの目からは、こんな風に見えてたんだ。」


少し、はにかんだような微笑み。


けれど、周りには薄い金色で縁取られ、輝いてる印象を受けた。



「あたし、今でも輝いてるかな。」



ふと、口から漏れる。



数ヶ月前の楽しかった思い出が甦る。


満と優貴さんに告白されて、自分の気持ちが分からなくなって悩んでいた日々。


二人(瞬君もいれれば三人)の超イケメンから愛されて、


モテモテだった時期。



メイドになりたてで、失敗もいっぱいしたけど、


隣にはいつも満がいた。


満がいつも笑顔にさせてくれた。



大好きな、



大好きな満。