ご主人様はイケメン三兄弟!?

いつの間にか、周りには誰もいなくなっていた。


優貴さんと、瞬君は、別室に呼び出され、説明を受けている。



お父さんとお母さんは、時間も時間なので、家に帰った。



目覚める保証はなく、いつ容態が悪化して死んでしまってもおかしくない状況だった。



心が、苦しい。


息が、できない。



もしも、



もしも満が死んでしまったら。



あたしは、どうなってしまんだろう。



満のいない世界。



闇の世界。



想像しただけでも恐くて、



恐くて、



涙で息が詰まってしまいそうだった。